アフィブログが氾濫してて見つけにくかったがこちらが参考になりそう。
> 【コーヒー摂取】OR:0.56/コーヒー摂取量50%増加
> 片頭痛に対する遺伝的な影響は(略)コーヒー摂取および喫煙開始との関連は認められなかった。
(片頭痛に対するアルコール、コーヒー、喫煙の影響|医師向け医療ニュースはケアネットより)
オッズ比の意味がわからなかったんで調べたところ
> オッズ比は,...2.67となる.これは,ある多型において疾患群で出現するリスクが健常群に対して2.67倍高いこととなる.
> [FYI用語解説(ファルマシアVol.43,No.10)より転載]
(オッズ比 - 薬学用語解説 - 日本薬学会より)
元記事の「増加」の意味が分からないけど(平均飲用量の1.5倍?)コーヒー飲んでる人が片頭痛になる割合は飲まない人の約半分!?
頑張ってコーヒー我慢してたのは一体なんだったんだ?
こちらは逆の結果
> 片頭痛患者は同じコミュニティの頭痛のない被験者よりかなりより脂肪過多の/油っこい食品,コーヒー,お茶を摂取していた.
((旧版)慢性頭痛の診療ガイドライン | Mindsガイドラインライブラリより)
こちらはちょっと詳しい。
> カフェインと片頭痛とどう関連するのか Up to Date で調べてみました。
> カフェインは頭痛にある程度有効な場合もあるのですが、日常的にカフェインを
> 摂取している時は慢性片頭痛や鎮痛剤の rebound headache を起こすというのです。
> 毎日カフェインを摂取している場合の慢性片頭痛の
> OR(オッズ比:1 より大きいと有害)は 2.9、95%CI1.5-5.3)、
> 鎮痛剤の rebound headache の OR2.2、95%CI 1.2-3.9 だそうです。
> へーと思ったのは caffeine withdrawal の一番多い症状が頭痛なのだそうです。
> ですから頭痛持ちの方はカフェインはやめた方がよさそうです。
(http://www.nishiizu.gr.jp/intro/conference/h29/conference-29_07.pdfより)
Up to Dateはこれかな。オッズ比2.9はとんでもない数字。rebound headache、コーヒー断ちと再開、思い当たりがあり過ぎる。
追記:
薬物乱用頭痛[治療と予後](こばやし小児科・脳神経外科クリニック)
頭痛の予期不安から、早め早めに服用する傾向がある場合は、一度に中止しても問題は少ないと考えられています (中略) 薬を中止したときの典型的な離断症状は2~10日間続くといわれ、薬剤別ではトリプタン4.1日、エルゴタミン6.7日、鎮痛剤9.5日
薬を飲むのとコーヒー断ちするのを一気にやったのは良くなかったかも。問題の切り分けができない。