秋月のUSBミニオシロ
OSC001 PCB SCOPE (USBミニオシロ/データロガー): 組立キット(モジュール) 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
に回路図があったので解読してみた。
- マイナスの電圧は分圧回路の信号でない方をGNDでなく2.5V(?)にして実現。
- D1, D2はクランプ回路でたぶんショットキーバリアダイオード。記号はツェナーダイオードだがクランプ方法が違うみたい(ツェナーダイオードの特性と用途 【Analogista】)。ショットキーバリアダイオードと考えると辻褄があう。
- トリガはたぶんトリガレベルの電圧を生成してCCP1に入力、比較割り込み発生させてるのかな。トリガレベルを外に出す意味がわからない
- RC0がDAC出力かと思ったらDACはないみたい、まさかPWMとコンデンサで平滑してレベル作ってる?
- GND-VCCより大きな電圧レンジは分圧回路で1/10にした後、
1) その電圧レベルのまま
2) 10倍して、つまり分圧回路前のレベルに戻す
の2つの方法でマイコンに入れている。2)ではOPアンプでクランプされるのでGND-VCCを超えた過電圧にならない。
分圧回路にあるコンデンサと10倍にするとこのOPアンプがわからなかったが某所で聞くとそれぞれ
- 分圧回路のコンデンサは高域補償(抵抗の寄生容量、Opampの入力容量、プローブの容量。 6pFだとプローブの容量という話)
- OPアンプは中点2.5V生成と非反転増幅器の抵抗を共有した変形版(鳳-テブナンの定理を使うとわかる)
だと教えてくれた感謝